月の満ち欠け

昨晩はストロベリームーンだというので、赤く色付く珍しい月か?
と、空を眺めたけれど、いつもの美しい満月。
ストロベリーというよりもオレンジ🍊ムーンだなー、とぶつくさ独り言。
しっくりこないので調べてみたら、アメリカの先住民が野苺収穫の時期に合わせて、この名をつけたとか。
土地柄、一年で一番ストロベリーのように赤く見えるようです。
そのほかにも、フラワームーンとかウルフムーンとか…。

どおりで、日本人の私にはしっくりこないわけですよね〜。

日本人には日本的感覚の繊細な月の呼び名があるのです!!!

以前、日本文化を学ぶために諸外国から集まった留学生の皆さんへの講座の依頼を受け
「篠笛の魅力と古典文学」というタイトルでお話しました。(随分、広いテーマですが…)
『日本の四季』と題し、映像と篠笛のを演奏のほかに、源氏物語、万葉集についても軽く触れました。
その中で「日本人と月」というテーマでもお話しさせて頂きましたよ。

古代から日本人がどれだけ月が好きで、どのように月と共に生きてきたのか。
月の満ち欠けにも繊細に名前をつけている事でもわかる、というような話をしました。
30ヵ国ほどから来られていたので、『月の満ち欠け』に名前をつけている国はありますか?
と質問したところ、日本のように細かく名前をつけ月を愛でる国はありませんでした。

ストロベリームーンなどと、お洒落な名前で月を語るより、日本の呼び名で月を愛でよう〜🌕

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