後の雛
8月も終盤ですね。
私の切絵制作は「五節句」の一つ、長寿を祝う9月9日重陽の節句に向けて毎晩、静寂の中黙々と机に向かっています。
静寂の中とは言え、なんというか心の中は賑やか、華やかな心地で満たされていますよ。
お雛様や華やかな菊の花を切っているからでしょうね😊
『のちの雛』ってご存知でしたか?
江戸時代にはやったそうですが、重用の節句の時に虫干しも兼ねて、お雛様を飾ったそうですね。
3月3日桃の節句(上巳)は、女の子の誕生を祝って、健やかな成長祈願としての『雛』。
9月9日菊の節句(重陽)は、成人した女性の長寿を祝って『のちの雛』。
良いですよね。すてき〜❤️
重用は栗の節句とも言われるので、私は毎年、栗ご飯を炊いて、お酒に菊の花を浮かべて乾杯〜。
私、長寿を願っているわけではないのですが、日本の心が素敵です。
よし、今年はお雛様を飾ろう😊❤️