梅林
青空にそびえる天守閣と梅の花が美しくはえる穏やかな春の日。
甘美な香りに包まれた『大阪城の梅林』をぶらぶら歩いてきましたよ。
広大な敷地に100種類、1270本も植えられているのだそう😃
早咲きは終わっていましたが、それでもなんのなんの豪華絢爛、まさに見頃の梅を堪能出来ます。
3月中旬まで楽しめるそうですよ。
万葉集でも大人気の梅の花。
沢山詠まれていますね。
「令和」の年号で一躍有名になった万葉歌は、大友家持が主催、太宰府での「梅見の宴」で詠まれたものですよね。
『万葉集』巻五「梅花歌三十二首」の詩序から命名されたのは、日本人周知の事実。
初春(しょしゅん)の令月(れいげつ)にして 気淑(きよ)く風和(やわら)ぎ 梅は鏡前(きょうぜん)の粉を披(ひら)き 蘭は珮後(はいご)の香を薫らす
でしたね。
梅は鏡前の粉(おしろいの事ですね)とあるように、この頃は『白梅』のみだったそうですよ。
まさに、この歌の様に
「新春の良い日に、空気は澄み切り風も柔らかく吹き、白梅は咲き誇り、水仙(蘭はなかった)の香が優雅に漂う」日でした😊💕