深掘り講座

12月に入って、もう早くも1週間がすぎてしまいました。
街はクリスマスムード一色ですね〜〜〜

私のスタジオもクリスマスムード満開です。
そんな中、今年最後の「深掘り講座」が無事に終了。

年、3回の開講です。
万葉集をテーマに作曲した楽曲を、時代背景、読み人の心情などを読み解くことで、より深く理解し、演奏につなげてゆこうという講座。
まさに深掘りです。
昨日もしっかりと深掘りしましたよ。

講座にあたって、色々と準備に時間がかかります😆💦
今回は「柿本人麻呂」の「東の野に かぎろひの立つみえて 返り見すれば 月かたぶきぬ」が題材。

「額田王」に続いて、「短編集」もつくってみました。
その歌がつくられた背景までを、人物目線で、一人語りとして描いています。

なにせ、万葉時代の人物ですから、資料が少ない。
万葉集に残されている歌が頼りで、万葉学者の先生が考察しておられるのを読むぐらいです。
なので、あとは得意な「イマジネーションの世界」ですよ〜♫

想像していると、会話が浮かんできたり、こんな思いをしたんだねって感じるので、それを物語にしています。
想像は自由なので、今回は額田王との交流を軸に描いてみました。

こんな試み、深掘り講座を始めようとしなかったら、してなかったことのなので、結構自分なりに楽しんでいます。
いや、かなり、そんな自分を面白がっています💕


なので、もう次を作る気満々です〜

次は私の好きな世界、「最王」を描きたいと思います。
主役は「大伯皇女(おおくのひめみこ)」
謀反の罪をきせられ、若くしてこの世を去った悲劇の皇子「大津皇子」のお姉さんですよね。

今から、15、6年前、大伯皇女を題材に「最王物語」」を舞台でしたことがあります。
とはいえ、やりきった感がなく、いつか更に熟考を重ねて再演したいとずっと思っていました。

今回、短編集の制作にあたり、いよいよ、あらたな「大伯皇女物語〜最王の悲しみ〜」の舞台に一歩近づく感じ。
(まだ曲も何も作っていませんが〜〜)
来年の大きな夢の実現「源氏物語〜六条御息所〜」が終われば、「大伯皇女」にも取り組みたいとムクムクしています。

私の「夢たまご」として、温めてゆきましょう〜
孵化して、いつか羽ばたけますように☺️

そうそう、「深掘り講座」あとに、特別クリスマスパーティーをしましたよ。
みなで、一品づつの持ち寄りパーティー、豪華でしたね〜😆
楽しくお食事、そしてもちろん『笛談義』
それぞれの体験を話し合って、やっぱり深掘りしてゆきました〜💕

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