新しい笛袋🦌

かわいい〜〜〜笛ケース。
本日届きました😆💕

鹿ですよ。
鹿が走っている〜。
一目惚れ。
かばん作家さんに作って頂きました。

鹿といえば奈良公園の鹿さんが浮かびます。
奈良でもコンサートが年内2か所でありますので、さっそく使いたいと思います〜♪

鹿は神様のお使いと言われます。
奈良「春日大社」の神様が白い鹿に乗って来られたという伝説がありますよね。
鹿をみると神聖な心地になります。

そうそう、私にとって忘れもしない「鹿との遭遇」のお話。

以前、仕事で淡路島に行ったことがありまして。
翌日は帰るだけでしたので、淡路島といえば、神話:国生み発祥の地ですからね。
伊弉諾神(いざなき)伊弉冊神(いざなみ)の二柱が祀られている神社にお参りして帰ろうと思いまして。

帰り道に寄れそうな神社を、地図で探したんです。
『諭鶴羽(ゆずるは)神社』というのが気になりまして、調べましたら
「伊弉諾神・伊弉冊神のお二柱が鶴の羽に乗られて、この山で舞い遊ばれていました」という事だそうです。

じゃ〜行こう。
地図を見れば近かったし、山の上からの海の眺めも素晴らしいかも、と気楽に出発したのです。
道中の山道がどんな状況かを、全くちゃんと調べもせずに‥‥‥‥。

『無知、無謀』とは、まさにその時の私たちでした😓

それはそれは道幅の狭い、一旦入ったらもう戻れない、進むしかない山道💦💦
前日の雨で石や木が道をふさぎ、車を止めてはそれらをどかしながら、苔むした道をゆっくりと‥。

後でわかったのですが、ここは登山の靴をはいて、山を登って参拝に行く場所です‥。
軽自動車がかろうじて通れる道幅。(運転に自信のない方は無理と書いてありました😅)

山道の脇は、谷底、また龍神様がおられるような神々しい池。
4キロほどの道を、時間をかけてチョロチョロとゆっくりゆっくり。
携帯の電波も途中で途切れます。
こんなにも長くながく運転した事ない、と思えるほど長〜く感じました😭

あと2キロという時点。
わあ〜世界が変わった!と思うほど空気感が全くもって一変。
まさしく『神様の領域』に入ったという感じです。
あまりの神聖な空気にふれて、思わず「ごめんなさい、お参りさせていただいたらすぐにお山を立ち去ります」と、ひたすら何度も何度も叫びながら、祈りながら、本当に畏敬の念に包まれた時間でした。

その時に、鹿がぽ〜んと目の前に現れましてね。
じっと見つめてきます。
「神様のお使い」が、何しに来たのだ!って偵察に来られたって感じましたよ。
「お参りさせていただいたら、すぐに帰ります」とか鹿さんにも何度も言いながら‥。

いや〜、その時の鹿の堂々たる御姿が忘れられません。

この出来事から鹿の図柄を見ても、なんか神聖な気持ちになるのです😆

『諭鶴羽神社』
今世、もう二度と訪れることは出来ない‥と思う神社ですが、ほんとうに深く心に残りました。
それはそれは歴史ある風格ある神社でした。
そこに立たずむだけで、浄化されます。
でも、長居してはいけないという気配も感じていましたし、何かに見つめられている感じもね、ものすごくしました。
キョロキョロ周りを見てはいけない気分、写真なんでもってのほかという感じで、早々に後にしましたよ。

「葉っぱ一枚も持っていかぬように」と書いてありましたのでね。
参拝終わり車に乗り込む時も、靴裏の土を丁寧に落とし、「御前に行かせて頂く事をお許し下さり、ありがとうございました」という感謝を持って後にしました。

まあ、帰りの道もゆっくり、ゆっくり。
それはもう怖いこと、怖いこと、長いこと、長いこと。
ようやく山を降りたときは、下界に降りたという安堵感と疲労感。
そして、すごい体験をした興奮に包まれていました。

その後はどこにも寄らず、とにかく一目散に帰りました☺️

鹿の笛袋から思い出したお話でした〜💕

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