鎮魂の祈り

クーラーつけっぱなしで寝ちゃったのか？と思うほど、今朝は「冷んやり」で目が覚めました。
朝から、大阪もゴーゴーザーザーと大雨。

「過去経験したことが無いような大雨」なんて言われており、日本各地で危険度が高まっています。
コロナの恐怖と重なって、ここ最近の大雨で…、心疲れていませんか。

明日は８月16日「お盆最後の宵」ですね。
「送り火」が炊かれるでしょうけど、この大雨で心配です。

母方の実家が京都なので、毎年「五山の送り火」を見て育ちました。
今年は点火されると聞いていますよ。
８月16日、20:00から「大文字」「舟形」「妙法」「左大文字」「鳥居形」と順次点火。
雨天決行ですけど、大雨なら無理でしょう……か。

なんかつくづくね、日本の８月は『鎮魂の月』だなあ〜と思いますね。
６日には「広島鎮魂の日」９日は「長崎の鎮魂の日」15日「終戦記念日」そして「お盆」ですもんね。

私の叔母（夏に他界して5年ほど経ちます）が、長崎で被爆。
同級生が全て他界したのに、たまたま家で病床に臥せっており命が助かったと聞いています。
それからは、８月９日を新たな命の日として、叔母の誕生日となっています。
正式な誕生日は結局、教えてもらえないままなんですよ。

そしてお盆も過ぎ、夏の打ち上げ花火なんか見たら、ああ、夏も終わる…ですよね。
冬の花火なんかもありますけどね。
立秋を過ぎた秋の気配漂う頃の花火がもっとも風情があって、私は好きです。

そうそう、夏の終わり頃の「線香花火」は夕涼みにぴったり。
晩夏の季語といのも、納得します。

今年も「打ち上げ花火」は見ること出来ませんが、「線香花火」ぐらいは出来そうですよね。